第一酒造開華

蔵元便り

「開華 立春朝搾り」開催

2012/2/4

2月4日「立春」は旧暦のお正月にあたり、春の始まりの日。前日の「節分」の豆まきによって邪気を祓い、新たな気持ちで春を迎える大変おめでたい日です。立春の日の早朝に搾りあがったばかりの超フレッシュな新酒をその日のうちに飲んでいただこうと、平成10年に日本名門酒会と開華で始めた企画が「開華 立春朝搾り」です。

当日のうちに搾り~瓶詰め~配送が必要ですので、通常の配送では不可能です。本日は首都圏の酒販店さんら約130名が早朝より弊社にお越しになり、ラベル貼り作業をお手伝いいただき、自ら商品をお持ち帰りいただきました。

弊社では15年目の立春朝搾りですが、その後この企画は全国へと広がり、15年目の今回は全国38酒蔵で開催され、全国では1日で約19万本が出荷され、「日本酒が一年のうちで最も飲まれる日」とも言われています。

酒蔵には赤城神社の神主さんが来社され〈立春朝搾り〉に関わるすべての人の無病息災、家内安全、商売繁盛を祈願して、皆さまに幸多かれと、穢れのない新酒をお届けしています。「立春朝搾り」が『縁起酒』と呼ばれる理由です。また、このお酒には「大吉」の文字がラベル裏側に印刷されています。是非発見してみてください。